スチレンボードのサイズ一覧と選び方!用途別にぴったりの厚さ・大きさを解説
スチレンボードは、軽くて扱いやすく、パネル制作や模型づくり、POPディスプレイなど幅広い用途で活躍する素材です。しかし、いざ購入しようとすると「A2とB2、どちらが大きい?」「厚さはどのくらいが使いやすい?」と迷うことも多いでしょう。
この記事では、スチレンボードのサイズ一覧と厚さの選び方をわかりやすく解説します。用途に合わせてぴったりの大きさを選ぶポイントを押さえ、制作をスムーズに進めましょう。
スチレンボードのサイズ一覧|A判・B判・自由カットも可能

スチレンボードは、一般的な紙のようにA判・B判の規格サイズがあり、用途に応じて自由にカットできるのが魅力です。展示用のパネルから模型制作まで、目的に応じたちょうどよい大きさを選ぶことで、作業効率や仕上がりの美しさが大きく変わります。
ここでは、スチレンボードの主なサイズと、自由カットの活用方法について解説していくので、参考にしてみてください。
A判サイズのスチレンボード
A判はポスターや資料掲示などに使われる一般的な規格で、いくつかのサイズ展開があります。たとえばA3は卓上展示や小型POPに最適で、A1はイベントボードや発表会パネルにぴったりです。
印刷物との相性が良く、デザインデータをそのまま貼り付けたい場合にも扱いやすい点が特徴となっています。
B判サイズのスチレンボード
B判はA判よりもひと回り大きく、迫力を出したい展示や店舗ディスプレイにおすすめです。B2(515×728mm)やB1(728×1030mm)など、大きめのサイズを選ぶことで、遠くからでも目を引くパネルが作れます。
特に広告やPOP用途ではB判を採用するケースも多く、見栄え重視のシーンにおすすめです。
自由カットで思い通りのサイズに
スチレンボードはカッターで簡単に切断できるため、既定サイズにとらわれず自由な形や寸法に加工できます。展示スペースに合わせて微調整したり、模型の部品を正確に切り出したりする際にも便利です。
メーカーによっては希望サイズへのカットサービスを行っている場合もあり、作業時間の短縮にもつながります。
厚さの種類と選び方|用途に合わせた厚みの目安

スチレンボードは、サイズだけでなく厚さのバリエーションも豊富です。用途に合った厚みを選ぶことで、作品の仕上がりや扱いやすさが大きく変わります。
厚すぎるとカットしにくく、薄すぎると反りやすくなるため、目的に合わせた厚さを選ぶことが大切です。ここでは、代表的な厚さの種類と、用途別におすすめの選び方を紹介します。
薄手タイプ(3mm〜5mm)は軽量で扱いやすい
3mm〜5mm程度のスチレンボードは、軽くてカットしやすく、手軽に使えるのが特徴です。写真や印刷物を貼って掲示するパネルや、工作・クラフトなどの細かい制作に向いています。
特に5mm厚はバランスがよく、展示物の台紙や簡易模型に最も多く使われる定番の厚さです。
中厚タイプ(7mm〜10mm)は強度と安定感を重視したいときに
7mm〜10mmの中厚タイプは、しっかりとした厚みがあり、反りにくく安定感があります。展示会やイベントのボード、立て看板など、ある程度の強度が求められる用途に適している厚さです。
自立させたいパネルや繰り返し使用する掲示物にもおすすめで、耐久性と見栄えの両方を兼ね備えています。
厚手タイプ(15mm以上)は立体制作や大型展示向け
15mm以上の厚手タイプは、建築模型のベースや立体的な作品づくりに最適です。重量感があり、構造をしっかり支えられるため、大型の展示やディスプレイにも対応します。
カットや接着の際にはやや手間がかかりますが、存在感のある作品に仕上げたい場合には頼もしい選択肢です。
スチレンボードのサイズ選びで失敗しないポイント

スチレンボードは種類やサイズが豊富なため、用途に合わないものを選んでしまうと「思ったより小さかった」「反ってしまった」などのトラブルにつながることがあります。制作目的や設置場所を意識して選ぶことで、仕上がりの美しさと作業のしやすさがぐっと向上するでしょう。
ここでは、スチレンボードのサイズ選びで失敗しないためのポイントを解説します。
使用目的と展示環境を明確にする
まず大切なのは、どんなシーンで使うのかを明確にすることです。ポスター掲示やPOPなら視認性を意識して大きめのサイズを、模型制作やクラフトなら作業スペースに合わせた扱いやすいサイズを選ぶと良いでしょう。
また、展示場所の明るさや風通しなどの環境も考慮し、反りやすさを防ぐために厚めのタイプを選ぶのもポイントです。
印刷物や作品とのバランスを確認する
貼り付ける印刷物や作品とのバランスも、サイズ選びにおいて重要な要素です。パネルよりも印刷物が大きいと端が浮いてしまい、逆にボードが大きすぎると余白が目立って見た目の印象が損なわれます。
事前に仕上がりイメージを確認し、必要に応じてひと回り大きいボードを選ぶなど、仕上がりを意識したサイズ調整を行いましょう。
カット加工を見越した余裕を持つ
スチレンボードは自由にカットできるため、最初からぴったりのサイズを選ぶよりも、少し大きめを購入して仕上げ時に調整するのがおすすめです。特に手作業でカットする場合は、誤差が生じることも多いため、余裕をもたせておくことで完成度の高い仕上がりが実現します。計画的なサイズ選びが、作品全体の完成度を左右するポイントです。
光栄堂ならさまざまサイズ・厚さのスチレンボードが選べる

光栄堂では、用途に合わせて選べる豊富なスチレンボードをラインナップしています。サイズはA判・B判の定型から、大判タイプ(3×6判)や小型の工作向けサイズまで幅広く揃っており、掲示パネル・模型制作・POPディスプレイなど、目的に応じて最適な大きさを選ぶことが可能です。
また、サイズにはよりますが、厚さも1mmの極薄タイプから7mm・10mmといった厚手タイプまで多彩に展開しています。軽量で扱いやすい薄手タイプはクラフトや貼り付け用に、しっかりとした厚手タイプは展示や立体制作におすすめです。
さらに、光栄堂では直線加工に限りますが希望サイズへのカット対応も可能です。既製サイズにとらわれず自由な発想で制作を楽しめるでしょう。
多用途に使えるスチレンボードを探すなら、サイズ・厚さともに選択肢が豊富な光栄堂の製品がおすすめです。
まとめ
スチレンボードは、軽くて加工しやすく、パネル制作から模型づくりまで幅広く使える万能素材です。サイズや厚さの種類を理解しておくことで、仕上がりの美しさや作業効率が大きく変わります。
A判・B判の規格サイズを基本に、展示や工作などの目的に合わせて厚みを選ぶことが、失敗しないポイントです。自由カットも可能なので、スペースや作品のイメージにぴったり合わせた制作ができます。
また、光栄堂なら豊富なサイズと厚さのスチレンボードを取り揃えており、用途に合わせて最適な一枚を選ぶことが可能です。パネル制作や模型製作をより快適に進めたい方は、光栄堂のスチレンボードをぜひチェックしてみてください。
